副業禁止なのに副業で会社設立しちゃったサラリーマンのブログ

サラリーマンですが副業で会社作ったり解散したりしてます。とりあえず億を目指し、楽しみながら投資中。



ads by Google

法人の仮想通貨の税金計算方法!悲劇からのどうする?

法人の仮想通貨の税金計算の悲劇!

私は今年の3月に仮想通貨の税金を安くするためと将来の拡張性のために会社設立して法人化しました。

本業のサラリーマンは続けながら副業社長です。

 

税理士さんと顧問契約するのももちろん初めてなので、税理士さんと仮想通貨の税金計算のやり取りがどうなるのかもわかっていませんでした。

私の税理士さんも仮想通貨にそこまで詳しくなかったので、ある程度材料がそろったらどうやり取りをするか打合せしましょうか!

ということで先日打合せしました。

 

まぁ話の流れ的にわかると思いますが、結論としては、、

自分で仮想通貨の税金計算をする!

という悲劇の展開になりました・・。

 

まぁ悲劇というよりは当然のことで、顧問契約で結んだ内容はあくまで記帳代行と決算(確定申告)作成、各種申請代行です。

あくまで記帳代行なので、仮想通貨の取引によって出てきた損益だけ伝えてくれればいいよ!

という。

ま、そうですよね。。

 

シカシ、カソウツウカノケイサン・・

去年私は個人の仮想通貨の確定申告で税金計算を自分でしましたが、それはもう地獄でしたね・・

エクセルで通貨ごとにタブを分けて、通貨の増減ごとに移動平均で単価を出して、損益を計算して・・(以下、一部参考)

f:id:hanchooo:20180714090519g:plain

私は10数種類ぐらいの通貨を取引していて、10種類ぐらいの取引所等を行ったりきたり・・すべて合わせると1000行以上でした。。

(多い人と比べると少ないと思いますが)

わりとエクセルは扱える方なので、なんとかある程度自動化するシートを作ってがんばりましたが、いや~、、時間かかりましたね!

ログインボーナスやTIPやエアドロなども含めてきっちり残高が合うように計算しました!(←マジメにやりすぎ??)

税金計算のおかげで自分が意外にマジメな性格なんだと気づきましたw

 

しかし、税金計算は個人より法人の方が厳しくチェックされるので、私が去年計算した内容や方法でよいのか?

(本来は個人も同様ですが、相対的に法人の方が厳しいという意)

法人の決算とかは当然初めてなので税理士さんに聞いてみました。

税理士さんと検証した結果、全然問題ないとのことだったのでひとまずその点はよかったです!

 

法人の仮想通貨税金方法

顧問税理士さんに仮想通貨の損益計算結果を渡すために、今の私には3つの道が用意されています。

 

1. 有料の仮想通貨損益計算代行に依頼する

2. 無料の仮想通貨損益計算ツールを利用して自分で計算する

3. すべて自分で損益計算する

 

ちなみにダメですが、人によっては第4、第5の道を選んでいる人もいるでしょう。

4. 細かい計算は諦めてざっくり計算する

5. 計算しない(税金払わない)w

 

いや、もちろんふつうにダメなんですけど、正直4、5の人って多いと思います。

それぐらい税金計算は知識も能力もある程度ないとできないし、仮想通貨の界隈ってそもそも確定申告も自分でしたことない人も多そうなので。

そんな中で移動平均で通貨間の取引も損益計算を出せっていうのはムリゲーですね。

しかし、私は法人として仮想通貨をやっていますし、将来的に成功して会社を拡大していく(予定)ので、今のうちからグレーなことはせず、きっちり税金も払います!

(もちろん、認められた節税対策はめっちゃしますw)

 

どうするのがよいか検討します! 

以下はあくまで私の法人、私の取引量や取引内容による見解ですので参考としてください

 

1. 有料の仮想通貨損益計算代行に依頼する

GUARDIANなど、去年の年末年始からいろんな仮想通貨の税金計算代行業者がサービスを開始しました。

来年の確定申告までにはさらに増えるでしょうね。

代行業者によりサービス内容や料金が異なりますので、以下は参考です。

  • 代金は20万〜100万超(内容や利益による)
  • 作業量は1番少ない
  • 融通がきく、お願いできる相手がいる
  • 対応している取引所はAPIを代行業者に公開
  • 対応していない取引所はCSV出力して送付
  • その他送金手数料、マイニング、エアドロ、取引所以外での増減などは、なんらかのカタチで提供して説明

 

API公開で完了するのであれば、おそろしく便利なサービスです。

対応取引所での取引しかしていない方は驚異的な時間短縮になるので、時間をお金で買うと思えば安いものでしょう。

ただし、私の場合はbotなど使用してませんし、代行業者が対応している大手取引所でのふつうの取引は最近はあまりしていませんので取引量はたいしたことありません。

むしろ、マイニングやBCOステーキング、エアドロ、プレゼント企画やマイナー通貨の取引などばかりです。

そのため、API公開で作業なしで対応してもらえる部分は全体の手間的には半分以下になってしまうのかな?

(これは完全に人によります。)

結局、代行業者が対応していないナイナーな部分って、例えばエアドロやXPちゃんBOT、Discord上での通貨のやり取りとか、、

相手がわかるような資料用意して説明するの、わかってる自分でやるよりも手間がかかっちゃいそうなんですよね。。

とはいえ、もちろん自分で計算するよりはかなり作業量は減ると思います。

とはいえ、まだ事業が軌道にのっていない状態で約20万以上かかる費用をどう考えるか・・でもリーマン兼業で時間も大事だしなぁ。

悩ましいですね、とりあえず保留!

あと、これは正確な情報ではないので話半分に聞いてほしいですが、税金計算結果がかなり高く出てしまう・・という話をよく聞きました。

 

2. 無料の仮想通貨損益計算ツールを利用して自分で計算する

年明け頃から無料の仮想通貨計算ルールも複数公開されました。

利用人数制限等はありましたが、無料はすごいですよね。

これまたツールによって異なりますので参考程度に、無料ツールでできることは、、

  • 取引所の取引履歴のcsvをツールにインポートすると損益計算結果が出力される
  • ツールの対応取引所で取引履歴による計算のみ
  • 送金手数料、マイニング、エアドロその他諸々は対応していない
  • 対応していない取引所の取引や対応していない項目は、カスタムで手動入力することで追加できるツールもある
  • 通貨の価格を反映させる関係で、公開されるのは年明けからの可能性が高い(それまで作業できない)

上記のとおり、無料ツールでできるのは取引履歴からの取引結果の損益計算のみがほとんどでした。

ちゃんと税金計算するならこれだけじゃダメですね。

少なくとも送金手数料も反映されていないので、残高が合わないです。

ざっくり計算でいいかな、という方には無料だしいいと思います。

手数料が反映されていないので基本的には税金が高めに出てしまいますが。

先ほどと同様で、私の場合は無料ツールで計算できる範囲以外の部分も多いので、カスタムの手動入力部分が多いです。

その際、ツールが公開されるのが年始以降では困りますね。

1年間分のマイナーな部分の通貨の移動など覚えていませんし、マイナーなサービスなどではすでにサービス停止して履歴情報を入手できない可能性すらふつうにあります。w

法人として決算する以上はちゃんとやりたいので、無料ツールは厳しいですかね。

年始から公開して年中サポートしてくれる無料ツールがあれば別ですが。

あと、カスタム部分の入力も用意されているものでいろんな状況に対応できるかわかりません。

年始スタートで時間がない中で、対応できないときに融通がきかなくて困っちゃうかもしれません。

ということで無料ツール案は手間の削減もうまくいくか不確定で、正確に計算を完了できるか不明なため、なしとします。

(否定的なわけではなく、個人でそれなりな精度で計算するには非常に有用だと思ってます。)

 

3. すべて自分で損益計算する

すべて自分で計算するといったら語弊がありますね!

去年作成したエクセルの計算自動化シートを利用する前提です。

(もっと作りこめばもっと自動化できますが、現時点でのシートの仕様で検討します。)

無料ツールと比較してできること、できないことは、、

  • 入力するのは日時、増減の種類(購入、売却、手数料、マイニングなどなど)、増減量、その日の通貨の価格
  • 上記を入力すれば、増減の種類に合わせた自動計算
  • 取引を自分で手動入力するのはそれなりな作業量増
  • 増減が発生した日のその通貨の価格も自分で取得するので作業量増(その分1年間まとめてではなく途中でも計算できる)
  • 送金手数料、マイニング、エアドロ、その他経費なども取引と同様に一部入力するだけでよいので、その分は慣れれば作業量減
  • 自分で作成しているので今後今までにない特殊な増減が発生したときに簡単に対応、カスタムできる
  • 税金計算で通常認められている範囲で納税者有利に計算式を作成できる(小数点以下の切り上げ、切り下げなど)

去年初めて計算したときは税金処理の正解もわからず、計算の仕方からすべて調べながら手探りでがんばったのでめちゃくちゃ時間がかかりました。

しかし、今年はやり方が確立されてシートのフォーマットがあり、取引所のCSV出力なども経験済みのため、入力時間だけで済みます。

もちろん合計の作業時間は無料ツールと比較して多少は増えるでしょうが、あらゆる面で融通がきく分の自由度などを考慮して、無料ツールを使うよりは自分で計算した方が良いと判断します。

 

結論!仮想通貨の税金計算どうする?

有料の代行に頼むか自分でやるか・・

リーマン兼業で時間はなにより大事なので、やはり有料の代行に頼むか。

と悩みましたが、結論としては自分で計算することにしました。

主な理由は、、

  • 仮想通貨の将来性は疑わないが、いつ復調するかは不明なため現時点では投資資産を減らすムダな出費は避ける
  • 入力だけであれば、私は妻が作業してくれる
  • 自分で計算するのが一番勉強と経験になる
  • 現時点の取引量ではたいした作業量ではないのでコスパが悪い(取引量が増えた時点で再検討する)

 ざっくりこんな感じですかね!

csvファイルからシートへの入力方法を妻に説明してみたらふつうにできそうだったので、それなら経費削減しようかな、と。

 

みなさんは仮想通貨の税金計算、どうしてるんでしょう?

私の予想では、正直にこの記事の4、5が多いと思ってます!w

 

私は仮想通貨が分離課税になるのは当分先になると思ってる派なので、仮想通貨の税金問題は今後もつらい中でがんばっていくしかないのかな~・・

今一番望むのは、仮想通貨同士の課税をなしにしてほしい!

ですかね。

それも今の日本の雰囲気では改善する気がしませんが。

がんばりましょう!!

 

以上!