半期決算(仮)を出してみた!会社設立して得したか損したか?
こんにちわ、ハンチョーです。
副業で会社設立してから早半年が経ちました。
まだ半年?!
と考えるとものすごく長く感じます。
それってすごいことですよね。
サラリーマンで何気ない生活を送ってると、時間の流れが恐ろしく早いですよね?
こないだ年明けたと思ってたら、え?もう夏終わり?!
みたいな。。
つまり、この半年はとても充実していたということですね!
まぁサラリーマンの日常ではまず体験できないことだらけだったので、とても忙しくも楽しかったです。
これだけでも会社設立してよかった!!
・・といい話風にしたいところですが、そういうわけにもいきません!
いや、もちろん人生の経験という意味ではすばらしいモノを得ましたが、それはあえて置いといて、
金はどうだったのか?
を考えていきます。w
ちょーど私の法人で半期にあたる3月〜8月までの帳簿が出てきましたので、
1.「個人」の場合
2.「法人」化した場合
を比較してどうだったのかを考えてみます。
半期決算なんてものはありません。あくまで仮として考えてみてるだけなのでご注意ください。
「儲かる前提の話だったから、法人化したの失敗だったんじゃないの?」
「リスクとったのに仮想通貨暴落してハンチョーかわいそう・・」
とお思いのみなさま、そんなことはない!!
・・はずです。
半期の損益収支
解説しやすい分類にしています
半期での仮計算のためざっくり計算です
取引損益:一150万
経費(法人):ー14万
経費(家計):ー30万
給料(妻へ):ー48万
ーーーーーーーーーーーーーーー
合計:ー242万
うむ、見事にマイナスですね!w
しかし、このままでは個人のままの方がよかったのか、法人化した方がよかったのかわかりませんので、検討していきます。
まずは、それぞれの分類の解説から!
取引損益
『取引損益』は「個人」でも「法人」でも同じ損益が発生します。
現状はすべて仮想通貨の取引損益です。
含み損益ではなく、取引やマイニング等によって生じた移動平均による損益計算結果です。
また、電気代などの仮想通貨取引に直接関わる費用も本項目に含めています。
経費(法人)
『経費(法人)』は「法人」にしたことで発生した費用で、「個人」の場合は発生しなかった費用を分類しました。
会社設立関係費用、税理士報酬、名義変更費用、証明書発行費用などが含まれます。
経費(家計)
『経費(家計)』は「法人」の経費として計上したが、元々家計として「個人」でも変わらず発生する費用です。
内容は、自動車に関わる費用(税金、保険料、その他消耗品を含むほとんど)、法人用で購入したパソコン代、その他備品など法人経費としてみなせるモノです。
自動車は法人名義に変更しました。
パソコン代は個人のままでも仮想通貨専用とすれば経費にできる説もありますが、その他用途でも使用しているためここでは家計費とみなします。
給料(妻へ)
『給料(妻へ)』は「法人」から妻へ支払っているパート給料です。
法人の諸手続きや経費処理関係はすべて妻にやってもらっているので。
これは経費ですが、家計内で見ると±0のため実質的な費用負担はありません。
費用負担はないが、経費として計上されることがポイントですね。
「個人」の場合はもちろん発生しません。
続いて、「個人」と「法人」で実質的にはどうだったのかを比較してみます!
1.「個人」の場合
取引損益:一150万
経費(家計):ー30万
繰越税金資産:+0万
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合計:ー180万
個人のまま投資をした場合はシンプルです。
投資の損失が150万と、家計として元々支払う費用の30万が実質的なマイナス分です。
仮想通貨は個人の場合、雑所得区分で損失の繰越ができないため、儲かったらすごい税率なのにマイナスのときは恩恵がありません。。
2.「法人」化した場合
取引損益:一150万
経費(法人):ー14万
経費(家計):ー30万
繰越税金資産:+73万
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合計:ー121万
繰越税金資産は税率30%で計算
損益収支の242万×0.3=73万
法人として投資した場合は、投資損益と家計費以外に法人化したことで発生した費用『経費(法人)』が追加で実費負担となります。
ただし、法人の場合は損失を繰越すことができます!
そして、繰り越した今年度の損失は来年以降儲かったときにの税金を安くできるため、実効税率分(30%とする)で約73万のプラス資産とみなすことができます。
一生儲かることがなければ税金を安くすることはできず資産になりません。
以上から結果的に、
「個人」よりも「法人」で投資した方が59万分得をする!
という結果になりました!
意外でしたか?
税理士報酬などを支払っても、投資で損を出しても、法人化した方が得をしました。
ただし、必ずそうなるわけではありません。
これは特に仮想通貨が雑所得であることに大きな要因があります。
雑所得は儲かったときには超高税率となり、損をしたときに損失繰越ができません。
ちなみに損したときですらこんなにお得になってますが、超儲かったときには法人化の有利さはこんな比ではありません。
いずれ億とかの単位で儲かったときが本領発揮で数千万単位の節税効果を発揮します!
また、これは仮想通貨の雑所得に限らずですが、経費も損失として計上できることもポイントです。
経費を損失として計上できるため、最終的には税金を安くする効果があります。
そして、法人では個人でできないモノまで経費に計上できるため、個人よりも利益自体を低くして税金を大きく減らす効果があります。
私はまだ経験が浅いので、うまくやればまだまだ他にも法人経費にできるモノはいっぱいあると思います。
まぁいきなり焦らず、ちょっとずつ法人経費を増やしていってさらにお得にしていきます。
いかがでしょうか?
投資規模がそれなりであれば、副業で法人化するのも有りかなと思います。
もちろん各個人によって複雑な条件が絡み合いますが
私の場合はざっくり計算(仮)ですが、
半期で59万円分も得していた
ので早めに会社設立という行動に移せてよかったと思います!
そして、いずれ超儲かったときにはとんでもない恩恵を受けることに!^ ^)/
ま、来年以降儲かればですがね!
あと、本業の会社にバレなければね!
・・大丈夫だよね?w
以上!