副業禁止なのに副業で会社設立しちゃったサラリーマンのブログ

サラリーマンですが副業で会社作ったり解散したりしてます。とりあえず億を目指し、楽しみながら投資中。



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法人設立後 ⑤手続き(銀行口座開設)

設立直後の会社でも受かった法人用銀行口座について!

おすすめと私の実例を紹介します。

 

今回は設立後やることリストの6.です。

 

前の記事はこちら

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【設立後やることリスト】

1. メールアドレス 作成
2. 電話番号 取得
3. 仮想通貨海外取引所 開設
4. 法人証明書類発行
5. クルマ 名義変更
6. 銀行口座 開設
7. 仮想通貨国内取引所 開設
8. クレジットカード 作成

※この記事で説明する項目のみ黒文字

 

法人用銀行口座とは

法人用銀行口座とは、その名のとおり法人用の銀行口座です。

法人で事業を行なっていくためには、個人と法人の資産を明確に分ける必要があるため、法人用銀行口座は必須です。

が、法人用は個人用銀行口座とは違い、そう簡単にはいきません。

《個人用との大きな違い》
  • 審査が厳しい
  • 手数料が高い

 

まず、審査が個人と比べて厳しいです。

個人のように申請すればほぼ通るわけではありません。

作りたてで実績がない会社は、メガバンクはほぼ審査に通りません。

大手地銀、ネットバンクすら最近は審査が厳しくなっており、余裕で審査落ちするようです。

いやいや、実績ないの当然だし!

って感じですよね。

悪い人たちが実態のない会社を作って悪いことをするため、規制が厳しくなったそうです。

 

続いて、手数料が高い!

私はけっこう衝撃でしたが、手数料が高いです。

メガバンクとかだと口座維持手数料が発生し、口座を作っているだけで年会費的なものが発生します。

いや・・ふつうに嫌ですね。

こっちから願い下げだ!

(向こうからもおそらく願い下げですw)

しかし、私は自分1人の会社で取引先があるわけでもありません。

見栄以外ではメガバンクを作る理由もなく、できるだけ手数料が安い方がいいです。

しかし、ネット銀行ですらATMの入出金でもほとんど手数料がかかるという・・

銀行を使うだけで資産が減っていきます。

ムダなとこで投資資金を減らしたくないので、手数料も含めて口座選びにはちゃんと検討した方がいいですね!

 

候補選び

どの銀行がいいかは、会社によって条件が異なります。

私の法人の条件ですが紹介します。

うちの会社で使用する場面を想定して、法人用銀行口座に求める条件を考えます。

 

『法人用口座に求める条件』

  • ATMの入出金手数料が安い
  • 入出金手数料が安いATMが利用しやすい場所に設置されている
  • 仮想通貨取引所への振込手数料が安い
  • 税理士さんへの振込手数料が安い
  • Pay-easyが利用できる(ネットで税金支払い)
  • ネットでの操作が使いやすい
  • 設立してすぐの会社でも審査に通りやすい

 

まず、メガバンクは候補から外しますね。w

また、大手地銀も私は候補から外します。

メガバンクよりは審査が優しいですが、手数料が安いわけでもないので、今の私にはメリットがありません。

取引先もいなく、融資を受けるわけでもなく、特別手数料が安いわけでもないので。

もし、事業が拡大して必要になれば、そのとき検討します。

 

以上から、候補として残ったのは、ネット銀行信用金庫ゆうちょ銀行です。

それでは、ここからは具体的な銀行ごとに詳細を検討していきます。

 

法人用銀行口座比較

※わかりやすいように詳細な情報を省いている項目もあります。

※他行振込手数料は3万円未満/3万円以上で表示。

※審査の厳しさは個人意見です。基準は公表されていません。

1. 住信SBIネット銀行

  • 口座維持手数料:無料
  • 同行振込手数料:51円
  • 他行振込手数料:165円/258円
  • ATM取引手数料:108円
  • 審査:△
  • Pay-easy利用:×
  • デビットカード:発行無料(還元率0.6%)
  • 備考:専用のVISAデビットカードを月10万以上利用 or 他行からの振込が10件以上で、次月の振込手数料が月10回無料

 

法人用口座の中では住信SBIはトップクラスに手数料が安いです。

また、発行無料でポイントも貯まるデビットカードを月10万以上使用すれば、他行も含む振込手数料が月10回無料になります。

他に他行への振込が無料になる銀行はないはずなので、デビットを使用するならかなり優位性があります。

しかし、個人的にはATMの利用で必ず手数料がかかるのはかなりマイナスです。

裏技として入金は個人の住信からネット振込すれば無料になりますが、出金は法人から振込しても手数料は発生してしまいます。

口座開設 - お手続き|住信SBIネット銀行

 

2. ジャパンネット銀行

  • 口座維持手数料:無料
  • 同行振込手数料:54円
  • 他行振込手数料:172円/270円
  • ATM取引手数料:月1回無料、2回目以降(3万円以上:無料、3万円未満:162円)
  • 審査:○
  • Pay-easy利用:○
  • デビットカード:発行無料(還元率0%)

 

ジャパンネット銀行は全体的にバランスがとれていて、明らかなマイナス面がないですね。

ATMも月1回無料と、工夫すれば手数料なしで運用できます。

また、ネット銀行の中でも法人用口座が受かりやすいという噂です。

(噂です。)

複数口座申請したり、使い分けたりするのが面倒で、とりあえずお得な銀行口座がほしい場合はおすすめです。

特に大きなマイナス面がなく、メイン口座でお得に利用できる銀行です。

ビジネス用口座開設|ジャパンネット銀行

3. 楽天銀行

  • 口座維持手数料:無料
  • 同行振込手数料:51円
  • 他行振込手数料:165円/258円
  • ATM取引手数料:3万円以上:無料、3万円未満:216円
  • 審査:△
  • Pay-easy利用:○
  • デビットカード:発行1000円、年会費無料(還元率1.0%)

 

楽天銀行も手数料は安く、ATMも工夫すれば無料で利用できます。

ただし、審査はやや厳しく、落ちたという話をよく見ます。

デビットカードは賛否両論ありますが、発行に1000円かかります。

しかし、還元率が1%と法人用クレカの中ではかなり高還元です。

(法人用クレカで還元率が1%いくカードはほとんどない)

もし、楽天銀行およびデビットカードをメインとして使用するならば、1000円はすぐに元がとれると思います。

クレカも含めて楽天銀行のみで充分お得にやっていけます。

 

4. 信用金庫

※とある信用金庫の一例です。お住いの地域の信用金庫により内容は異なりますので参考までに。

  • 口座維持手数料:無料
  • 同行振込手数料:無理
  • 他行振込手数料:648円
  • ATM取引手数料:無料
  • 審査:◎
  • Pay-easy利用:×
  • デビットカード:なし

 

地域の信用金庫のメリットは、実績のない法人でも1番審査が優しく、口座を開設できることです。

今まで信用金庫って誰が使ってるんだろうって思ってた(いや思ってすらなかった)ので、ここか!

と納得しました。

さらに、口座開設だけでなく中小企業にお金を貸してくれやすいのも信用金庫さんです。

融資を受けるのであれば、手数料もネット銀行よりちょっと高い程度なので、最初は信用金庫で口座開設するのも全然ありだと思います。

私の場合は現時点でお金を借りて事業を行うわけではないので、手数料を考えてネット銀行に申請チャレンジしてみます。

ネット銀行も全部受からないこともありえるので、その際はお世話になります。

 

5. ゆうちょ銀行

  • 口座維持手数料:無料
  • 同行振込手数料:無理(月5回まで)
  • 他行振込手数料:216円/432円
  • ATM取引手数料:無料(郵貯ATM)
  • 審査:○
  • Pay-easy利用:○
  • デビットカード:なし
  • 備考:1300万円まで

 

意外に超優良なのがゆうちょ銀行です。

まず、他にはない圧倒的なメリットとして、同行振込手数料が無料!です。

例えば、妻への給料を払う、税理士さんに報酬を払うなどで、必ず振込の機会は月に何回かはあります。

そのとき、同行でも手数料がかかるというのが法人口座のすごい嫌なところでしたが、ゆうちょなら無料です。

また、ATM取扱も無料なので、日常的な活動をゆうちょで行えば、ムダな出費を抑えることができます。

そして、ゆうちょは設立したての法人でも受かりやすいのです!

もちろん、ゆうちょ銀行にもデメリットがあります。

預金が1300万までです。

1300万だけかぁ・・残念ながら全く問題ありません。w

あとは、他行への振込手数料がネット銀行と比較して高めです。

法人口座を開設されるお客さまへ−ゆうちょ銀行

 

【どこに申請する?】

さて、条件がそろったところでどこに申請しよう?

私の場合はわりと悩まずに決まりました。

  • 住信SBIネット銀行
  • ゆうちょ銀行

の2つの組合せを第一希望として口座開設申請することにしました。

 

ゆうちょ銀行を普段使い用として利用しつつ、住信SBIを取引用(他行への振込用)として利用するのが一番お得だという判断です。

 

妻への給料、税理士さんへの報酬などのゆうちょ間でやり取りできるものはなるべくゆうちょを利用することで、ATM取扱含め、手数料が無料になります。

そして、仮想通貨取引所への入金や今後事業拡大したときの他行振込用銀行として住信SBIを利用します。

2つを組合せで利用することで、ゆうちょのデメリットである預金の上限と他行への振込手数料を解消できて、いいとこ取りできます。

ネット銀行の中で住信SBIを選んだ理由として、仮想通貨やってる人はわかると思います。

日本の取引所のほとんどの入金用口座が住信SBIネット銀行なので、こちらも住信SBIから振り込めばさらに手数料が安くなります。

また、私は個人でも住信SBIを愛用してるので迷いはなかったです。

 

と、このまでアツク語りましたが、審査に通るかどうかはわかりません。w

まずは第一希望で申請してみて、落ちたらその他ネット銀行や信用金庫を再度検討します。

 

結果!と考察

結果発表〜!

なんと2つとも受かりました!!

正直落ちると思っていたので、めちゃくちゃうれしいです。

 

審査期間は2つとも、2週間前後でした。

(住信SBIは書類不備で一度返ってきたので実際には3週間強かかりました。)

 

なお、ネットでたまに電話で事業内容を聞かれる、とかちらほら見ましたが、私の場合はなにもなかったです。

申請時の申請書類に記載しただけですね。

 

なぜ受かったか?

私は会社の実績はなにもなく、事業目的も投資関連ばかりでとても受かりやすいとは思えません。

審査基準は公表されないため私の勝手な推測ですが、今から申請される方の参考になるかもしれませんので考察します。

無事に受かることができた理由として可能性をあげるなら以下の2点かな、と。

1. 住所に実態がある

2. サラリーマン

銀行側も審査でいろいろ調べると思いますが、結局は会社に実態があるのか、代表社員に責任能力があるか、が重要になると思います。

その点、私は今のマンションが持ち家のため、自宅住所を法人住所としました。

今は店舗をもたない会社の場合、バーチャルオフィスといってネット上の仮想の住所で法人設立することができます。

会社の実態を調べるとき、登記されている住所かバーチャルオフィスでは格段に評価が異なりそうですよね。

 

また、社員についてももちろん調べると思います。

私は住信もゆうちょも個人で口座開設しているので、調べればすぐ私がサラリーマンだというのはわかるはずです。

信用力という面ではサラリーマンは最強です。

会社という後ろ盾があるので、銀行側からは1番安心な存在です。

事実、住宅ローンなどでもサラリーマンというだけでかなりかなりお金を貸してくれます。

 

結果から理由を考察しているだけなので、真実はわかりませんが、

この2点がいい結果につながったのかな?

と思います。

 

長くなりましたが、私は無事に希望の口座を開設することができました。

やっと法人の記事も口座開設まで書けました。

なかなか進まなくてすみません(^^;

今から申請される方も無事に審査に通りますように!

 

以上!

 

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